投資スタイル
私はFXで負け続けているにも関わらず、会社が休みの日に日雇いバイトをしながら、入ったお金をまたFXに持っていきました。
最初は一万、数百円勝つんですよ。そして数千円勝って、でもまだまだもっと欲しくなるんです。
そして、ドツボにはまるんです。パターン的には、少し勝って、少し勝って、ボロ負け、の連続でした。
今思えば猿並じゃないかと思います。
当時、世界経済を揺るがすサブプライム問題。この話は実は当時の1年も前から出ていました。
FXでは5月半ばに思い切って円を買い、レバレッジ20倍でNZドルの空売り。反転して、NZドルは空しく上昇を続けました。
「いや、サブプライムは来る。」私は、そう信じていました。
しかしFX甘を甘く見てました。NZドル87,8円で空売りしかけたのに、すでに95円。損益、マイナス113万です。
自分の時間を切り売りして、稼いだ日雇いバイトのお金は、追加証拠金として空しく吸い込まれていきました。
7月にはついに97円突破しました。まさに強制ロスカットです。
28才を迎えた男が、銀行預金や手持ちのお金を含めて、10万円ほどしか持っていないという悲惨な状況に陥りました。
一時は、1000万を余裕で越えていた資産がです。見たこともないお金が、電子で、WEB上で決済され、動いていくんです。
そして、それが消えていくんです。本当に、それが自分自身に何が起こっているのか分からなくなりました。
そして8月17日、やっとサブプライムが来ました。瞬く間に落ちていく、景気と株と通貨。世界中の市場が混乱へと向かいました。
買われる円。私は「遅過ぎるんだよ!ずっと前から俺はこれを読んで円を買ってたのにロスカットされた!」と虚しく嘆きました。
しかし読みの時間を間違えた私の失敗以外の何ものでもないですけどね。
そしてさらに悲劇が襲いました。当時私が勤めていた会社が赤字がかさばり、独身者は半強制退社になりました。
私もその一人でした。この年で親のすねをかじってのうのうと生きていかなきゃならないのかと思いました。
もちろんいくらかは家にお金は入れてましたよ。でも毎日が嫌な気分でした。
その後、繋ぎとして契約社員として働きました。ちゃんとした正社員の仕事も探していました。
しかし、なかなか私が希望するような会社がありませんでした。私と同年代の中ではそこそこ給料もいいほうでしたからあまりそこから基準を落としたくなかったのもあります。

